ー維新の歴史を感じるー城下町長府
歴史を見て楽しむー城下町長府ー
下関・長府地区では古代から中世にかけて政治・文化の中心地として栄え、近世に入ると毛利秀元が初代長府藩主となり城下町が誕生しました。
しかし元和の一国一城令によって廃城となり、現在石垣だけが残っています。
現在みる町並みは、毛利氏がこの地に居を構えて以来の藩政時代に築かれた大小数々の武家屋敷跡で、山手に入ると侍町があり、家老職など格式の高い家臣が住んでいた屋敷町です。
今も多く残る門長屋や土塀は、風雪にたえて来た年輪の重みを伝えています。
秋の紅葉シーズンの散策には、高杉晋作らによる維新が始まった場所として知られる功山寺や長府毛利藩の家老格、西運長(にしゆきなが)の屋敷跡で、小高い山を背にした約3万平方メートルの敷地を持つ長府庭園などもおすすめですよ。
是非、一度「城下町長府」に訪れ、歴史ある街並みを堪能されてはいかがでしょうか?